アマゾンの大口出品から小口出品に変えてからどうなった?!
こんにちは、千堂です。
今回は”せどり”の話をします。
やっぱり、副業で最もかんたんで稼ぎやすい業種として真っ先に思い浮かぶのは『せどり』『転売』ですね。
わたしも、転売歴はかなり長くてもう10年以上になります。
アマゾンでの転売もかれこれ8年ほどになります(長いな~w)
そんなアマゾンですが、とある出来事(また別の機会でお話します)がきっかけで、もうこの商売を続けていくことが難しいなあと自分自身で感じたために、辞めることにしました。
ですが急に辞めるのではなくもったいないので徐々にフェードアウトしていくイメージです。
大口出品から小口出品へ
アマゾンをやっている人ならおわかりになるかと思いますが、アマゾンに出品するには「大口出品」か「小口出品」のどちらかを選ばなければなりせん。
大口と小口の違いはこちらです
大きく言えば、小口は月額料金は不要な代わりに商品ごとに販売手数料とは別に100円(1商品毎)の手数料を取られます。
大口出品の場合は商品毎の100円の手数料は取られませんが代わりに月額4,900円の固定費を払わなければいけません。
単純に一ヶ月に49点以上売れるのであれば大口出品が”お得”だということです。
最初に小口出品で様子を見ていけそうなら大口出品に変えるという人は多いでしょうし、わたしもそうしました。
今回は徐々にフェードアウトしていくつもりで、在庫が50点以下になったときに
「大口出品」から「小口出品」へとダウングレードしたわけです。
小口出品にして3ヶ月
小口出品にしてから3ヶ月経ってまず感想を言うならば、
Amazonで副業でも何でも商売するなら『大口出品』にしときなさい!!
ということ。
なぜなら、、今まで売れていたものが急に売れなくなりました。
コロナとかの時期的なものもあるかもしれませんが、ネット通販業界自体は順調です。
にも関わらず売れ行きはどんどん鈍化していきました。
理由を説明します。
- カートボックスが取れなくなった
これが一番大きいですね。
小口出品で急に売れなくなった原因はこのカートボックスが取れなくなったことです。
カートボックスというのは商品ページの右側にあるオレンジの「カートに入れる」ボタンです。カートボックスに商品を表示する権利があるのは「大口出品」のみです。小口出品にはこのカートボックスを取得する権利がありません。
ユーザーはだいたいこのボタンを押して商品を購入するのでカートを取れないとなればライバルのいる商品であれば最初に購入される確率はぐっと減ります。すぐに売れる商品でもなかなか売れなくなってしまうというわけです。
- 価格の自動設定ツールが使えない
今まであたり前に使っていた価格の自動設定ツールが使えなくなります。
値下げ競争に巻き込まれないことは良いのですが、いつも自動に価格を設定していたのにできなくなると定期的に手動で価格設定をしなくてはならないので手間がすごくかかります。
さらに最安値にならないのでなかなか売れなくなります。カートが取れない上に最安値にもならないのでいっそう売れにくくなるということです。
わたしが痛感したのは特にこの2点となります。
この2点は特に売上に直結することなので違いは大きいですね。
その他にも「小口出品」と「大口出品」の違いを説明します。
- 一括出品ツールの使用
アップロードによる一括登録は、エクセルファイルに必要事項を記入して、複数の商品をまとめてアップロードして登録できます。
出品数が多くなれば労力と効率が全然違ってきますね。 - 購入者へ提供できる決済方法
大口出品は、支払い方法が小口出品より3種類多いです。
決済方法が多ければ多いほど購入者様への裾野は大きくなり有利になることは明白です。
カード支払いに抵抗のある人もいるので代金引換やコンビニ決済がある方が購入されやすいです。 - 注文管理レポートの利用
ビジネスレポート 各種が使えません。
中古だとあまり関係ありませんが、カート獲得率や「ページビュー数」「ページビュー率」など「どのくらいこの商品がアクセスがあって、見られているか?どのくらいクリックされて購入されたのか?」ということがわかるレポートが取得できます。新品で競争力のある商品を出品する人なんかには販売戦略などをたてるためには必須のレポートです。
他にも Amazonスポンサープロダクト(広告サービス)の利用や「出品者独自の配送料金」の設定などは小口出品にはできません。
まとめ
3ヶ月、小口出品をしてみて一番感じたことは、商売をやる上では大口出品の方が全然価値が違うということ。
さすがAmazon、この差別化よく考えられてるなあ と変に感心。
実際「小口出品」で俺は稼いでるぜ~!!
といった話は不思議と聞いたことがないし、おそらくそんなことは難しいと思う。
小遣い稼ぎ程度なら全然いけるとは思いますが。。
わたしのように在庫を処理するだけとか、少数出品で利幅の大きいものを扱うだけとかの場合は小口出品でも問題ないですが、これから商売としてビジネスとしてやっていこうと思うなら、迷うくらいだったら大口出品にするべきで、ちょっとしんどいなぁとなった時にでも小口出品に変更したらいいと思います。
以前は 小口出品 から 大口出品 に変更するのに変更制限がかかっており、なかなか出来なかったようですが、現時点(2020年8月)では問題ないようです。
私のアカウントで確かめてみたところこのように、
戻れそうですね(^。^)
いまのところ、「小口出品」から「大口出品」のアップグレードも「大口出品」から「小口出品」のダウングレードも問題なく出来そうです。
なので各自の状況に合わせて良い方法に選んでみてください。
わたしもアマゾンで多少利益が出るうちは、また『大口出品』に一時的にも戻るのもアリかなあと思ってます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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